ゼロクラウンの愛称で知られる現行モデルの姿が発表されたのは2003年の東京モーターショー。今再びクラウン・コンセプトが幕張に登場する。
クラウン・ハイブリッド・コンセプトの名前通り、このコンセプトカーは間もなくデビューする新型クラウンのイメージをリアルに表現したモデル。エクステリア、インテリアの仕上がりはもちろんのこと、パワーユニットやサスペンションといったメカニズム面でも市販モデルと大差ないことが想像できる。
では、ネーミングに含まれるハイブリッドシステムとはどのようなものか。リリースによれば「2段変速式リダクション機構付きのTHS2」とある。簡単にいえばレクサスGS450hと同様の本格的FRハイブリッドシステムを搭載しているということだ。もちろん市販化に問題があるはずもない。
エクステリアは現行クラウンの基本をそのままに、面構成を豊かにすることで、より高級セダンとしてのポジショニングを強めたもの。もっともリアのクリアテールレンズはクラウンらしい落ち着きのあるものに変更されるだろうが、基本的なデザインはこのまま市販されると考えていい。
インテリアに目を移せば、さらにクラウンらしさが感じられる。ステアリングの形状、シフトノブの位置、ドアに埋め込まれたトランクオープナーなどクラウンの文法にのっとったデザインとなっている。その上で、TFT液晶を使った「ファイングラフィックメーター」といった先進技術が投入されているのだ。
クラウンらしいデザイン、そして最新の環境性能を満たすハイブリッドシステムとくれば、高級セダンとして先進の安全性能を抜かすわけにはいかない。その点もクラウン・ハイブリッド・コンセプトは抜かりない。たとえばエアバッグは計10個が装備され、あらゆる方向の衝撃からパッセンジャーを守るようになっている。
また事故を起こさないためのアクティブセーフティ(予防安全性)としてはエンジン・ブレーキ・ステアリングを制御することで車両安定性を高めるVDIM(アクティブステアリング統合制御)を採用。また、こうした技術は走行性能の向上にも寄与するもので、走りのレベルが高いことも期待できる。
| 全長 | 4870mm | 全幅 | 1795mm | 全高 | 1470mm | ホイールベース | − |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| その他スペック | − | ||||||
このページ上に表示される記事内容、あるいはリンク先の記事内容はMSNおよびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。