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ロータス ヨーロッパ 基礎情報

クルマ好きへ夢とロマンを与える
世界の名車特集(現行車&絶版車編)

【絶版車】まさに地をはうスパルタンなスポーツカー ■基礎情報 ヨーロッパ

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ここにきて新世代のロータス ヨーロッパも日本に上陸してきたが、そのルーツとなる初代ヨーロッパも忘れがたい存在だ。66年にデビューした初代ロータス ヨーロッパはスーパーセブンなどとは違う、ライトウェイトGTカー的なスポーツカーとして世に出ている。当初はエランなどに比べて価格を抑える目的でエンジンも1L以下のものが検討されていたようだが、最終的にルノー用の1.5Lユニットが選ばれている。

シャシーは鋼板で成形されたフレームに、クロスメンバーを溶接してサスペンションをマウント。ボディは樹脂製で、カウルと呼んだほうが似合うあたりは最新のロータス製ライトウェイト・スポーツにも通じている。エンジンはミッドに積まれ、その外側を箱形のボディですっぽり覆ったところは斬新だったが、運転席から斜め後方はほとんど見えず、ボディが小さいわりにバックしにくいという、風変わりなクルマだった。

初期モデルは全長3994mm、全幅1638mm、全高1080mm、ホイールベース2311mmとライトウェイト・スポーツのお手本のようなディメンションで、ロータス第1作の初代エリートよりはやや大きかったが、1mそこそこしかない全高はまさに地をはうような姿に見えた。70〜80年代には日本の路上でもときどき目にしたが、トラックに踏みつぶされるのではないか、とさえ感じたものだ。初期モデルの車両重量は610 kgとなっている。

ルノー製の1.5L/OHVエンジンは最高出力78psにすぎなかったが、610 kgのボディには十分で、最高速度185km/hというカタログデータが残っている。ミッションもルノー製で、当時のルノー16、FFレイアウトのパワートレインを生かしてマウントされ、ミッションケースはフォーミュラカーのように車両最後部に置かれていた。サスペンションはフロントがダブルウイッシュボーン、リアがラジアスアーム式と専用設計のものが与えられている。

オイルショックを乗り越え、
ロータス・エスプリへとバトンタッチ

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