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ポルシェ ケイマン 基礎情報

クルマ好きへ夢とロマンを与える
世界の名車特集(現行車&絶版車編)

【現行車】クーペボディで2シーターのミッドシップ・ポルシェ ■基礎情報 ケイマン

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新世代のミッドシップ・ポルシェとしてボクスターが生まれたのは96年と、もう10年以上前のことだ。そのボクスターがフルモデルチェンジされ、第2世代が日本にも上陸しているが、05年にはクーペバージョンであるケイマンが登場。ボクスターが世に出てから10年以上を経てクーペボディが追加されるあたりがいかにもポルシェらしいが、ケイマンはエクステリアもクルマの中身も、ボクスターとは違った味わいを秘めている。

価格設定もボクスターを上回るケイマンは、フロントスタイルこそボクスターとほぼ共通ながら、リアスタイルはかなり入念にデザイン処理がなされている。クーペボディならではの流麗なルーフラインもさることながら、リアウインドウをやや落とし込み、一方でタイヤハウス上のリアフェンダーを膨らませてリアスタイルを強調。肩を怒らせたように見えるリアビューは、ややもすると911より格下に見られがちなケイマンの存在価値を高めている。

3.4Lエンジンを積むケイマンSと、2.7Lエンジンのケイマンの2グレードが用意されるが、ポルシェはまず高性能バージョンのSからデリバリーを始めている。ボクスターに対して、よりスペシャリティ性を強調する作戦かもしれないが、ナチュラルに楽しめる2.7Lのケイマンの人気も高い。水平対向6気筒エンジンの最高出力はSが295ps、最大トルク34.7kg-m、2.7Lのケイマンは最高出力245ps、最大トルク27.8kg-mというスペックになる。

シャシーはボクスターと共通で、サスペンションはフロント、リアともにマクファーソン・ストラットを採用。セッティングはSのほうがややハードに仕上げられ、両グレードともオプションで電子制御ダンパーのPASM(ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム)の装着も可能だ。ステアリングは大舵角(だかく)で切れ角の大きくなるバリアブルタイプを採用し、高速では敏感過ぎず、街中では小回りも利くように配慮されている。

リーズナブルながら、
他では味わえない操縦感覚

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