屈指の高価格車ながら車種ラインナップが幅広いこともあり、国内セールスはこのところ好調を保っている。04年に231台を販売した後、コンチネンタル、コンチネンタルフライングスパーの追加された05年は355 台、コンチネンタルGTも加わった06年は537台と右肩上がりで増加。07年は423台とやや減ったが、この3〜4年で1500台を超えるベントレーがデリバリーされたことになる。ちなみに世界販売は07年に初めて1万台を超えている。
ベントレー自体は98年にフォルクスワーゲンの傘下に入り、グループの一員となっている。ちなみに共同してエンジニアリングを続けてきたロールスロイスもこのときフォルクスワーゲンが買収に動いたが、BMWがそれに先駆けてロールスロイスの商標を取得していたため、ロールスロイスは03年からBMW傘下のメーカーとなっている。その後、新世代コンチネンタルが開発されてVW製のW12エンジンを積んで世に出ている。
持ち主はドイツメーカーとなってしまったベントレーだが、その豊富な資金力と開発ノウハウによりラインナップを増強。一方でクルマ自体がドイツ化することも懸念されたが、その点はVWも分かっており、英国の伝統を生かしたインテリアデザインなどでブランドイメージを維持。ボディスタイルは現代風にアレンジされたがかえって評判がよく、セールスも伸ばし、一方で英国調の落ち着いたインテリアの雰囲気は残され、満足度は高い。


