日本国内の輸入車マーケットでは王者VW ゴルフと熾烈なトップ争いを繰り広げる3シリーズ。年間販売ではいまだゴルフの後塵(こうじん)を拝しているが、デリバリーが安定した07年上半期(1〜6月)はゴルフを上回って輸入車トップに躍進。その前年の06年通期ではゴルフとわずか832 台差の2位、07年通期も2062台差の2位につけており、245万円からのゴルフに対し、3シリーズは最低でも399万円からのクルマだけに大健闘といってもいいだろう。
デリバリー開始時はセダンのみの設定だったが、数カ月後にはツーリングが上陸し、06年9月にクーペ、07年2月にはカブリオレと次々とバリエーションを増強。トップレンジの335iはセダンでも668万円と高価だが、このツインターボはツーリング、クーペ、カブリオレすべてに積まれて存在感を強調。特にカブリオレは335iのみの設定で、シートとインテリアトリムは本革のみ、電動開閉ハードトップ標準装備とハイエンドな位置付けとなる。
スポーティバージョンであるMスポーツの存在も気になるところだ。各車にMスポーツバージョンが設定されているが、ややハードなサスペンション、サイズアップされたタイヤとホイール、専用エアロパーツが標準装備となり、スポーツシートを備えるなど運転席回りもスポーティな仕上げとなる。3シリーズではスポーツセダン、スポーツワゴンの味わいを求めるオーナーも少なくなく、中古車マーケットでもMスポーツの比率が高い。


