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フォルクスワーゲン ビートル 基礎情報

クルマ好きへ夢とロマンを与える
世界の名車特集(現行車&絶版車編)

【絶版車】「ワーゲン」「ビートル」は世界中から愛された名車 ■基礎情報 ビートル

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アドルフ・ヒトラーの命により、かのフェルディナンド・ポルシェ博士が考え出したVW 30をルーツに持つVW ビートル。その大量生産が始まったのは戦後のことで、イギリス軍が管理する下で戦後賠償のため生産されたビートルがヨーロッパ各国へとデリバリーされている。戦後すぐの46年には累計生産1万台を超え、47年には5万台、50年には10万台と速いペースで生産台数が増加。世界中の道をVW ビートルが走るようになる。

ビートルというのはあくまでも愛称で、正式名称はあくまでもフォルクスワーゲン。日本における最終型は1200LEセダンと1303LEコンバーチブルだが、当初は排気量をあらわしていた1200とか1303といった数字も、その後はグレードを示すようになっている。ボディサイズはタイプによって異なるが、日本へ輸入されていた最終モデルの78年型1200LEセダンは全長4090mm、全幅1550mm、全高1505mm、ホイールベース2400mmとコンパクトで、車両重量は830kgとなっている。

搭載エンジンは空冷4気筒の水平対向OHVが使われ続け、70年代半ば以降の日本仕様は1.2Lと1.6Lを搭載。ババババッという水平対向特有の勇ましいエンジン音のわりにはパワーは小さく、1.2Lが34ps、1.6Lが48ps(ともにDIN 規格)となっている。当時の日本車はシングルキャブの1.2Lでも60ps以上は出ていただけに比較するとパワー不足は否めなかったが、数値以上のトルク感があり、通常の流れで走る分には不満はなかった。

セミモノコック構造のボディは、その丸みを帯びたデザインも相まって剛性が高く、サイドステップを持つクラシカルなスタイルを最後まで守り通している。このスタイルこそがビートル最大のポイントであり、室内空間の確保などで苦しい部分もあったが、後にニュービートルとなって復活したのを見ても分かる通り、何か心に残るものがあったのだろう。サスペンションは前後トレーリングアームを使った4輪独立懸架を採用する。

入手困難と思いきや・・・
現在も中古車市場を賑わすビートル

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