小さいことをマイナスと考え、上限いっぱいまで使い切っていたこれまでの軽自動車に対し、逆に小さいことを長所として、その魅力を最大限に生かしている。全長は軽自動車枠より11センチも短く、街中での取り回し性はピカイチ。ハンドリングも気持ちが良く、ボディの軽さと相まって、なかなかスポーティだ。
柔らかな曲線で構成されるインパネデザイン。いかにも高級車らしく質感が高く、各種スイッチのタッチも良好だ。高級感あふれるウッドパネルは(E300のみウォールナットを使用)ブラックバードアイメープルを使用している。DVDナビからテレビ、DVDビデオ、ラジオ、MD、CDまでを統合的にコントロールするマルチファンクションコントローラーは全車標準装備となる。対応した携帯電話を利用すればEメールの送受信なども可能だ。
R1に搭載されるエンジンは3種類。すべて4気筒で、iグレードにはSOHCが、RグレードにはDOHCが、最強のSグレードにはスーパーチャージャー付きのDOHCが搭載される。それぞれ46馬力、54馬力、64馬力となるが、最もパワーの低いSOHCでも走りは活発だ。スーパーチャージャー付きのユニットは非常にパワフルで、軽量ボディを軽快に走らせてくれる。ちなみに、ボンネット上のエアインテークが最強モデルの目印だ。
トランスミッションはすべてCVTになるが、最上級グレードのSにはマニュアル感覚でシフトアップ&ダウンが行える“7速スポーツシフトi-CVT”を搭載。シフトレバーの横にある「SPORT」ボタンを押せば、Dレンジのままでもスポーティな走行に対応する。アダプティブ制御が働き、気軽に運転を楽しむことができるのだ。ガチガチなスポーツカーではないが、随所でスポーティネスを感じさせるR1は、新世代の軽スポーツの筆頭だろう。