8年ぶりに復活したスズキのスペシャリティカー。先代にあたるセルボモードの時代から4ドアになったが、もともとは2ドアのクーペモデルで、今も昔もスタイリッシュなボディデザインが魅力のクルマだ。グレードは3つだけで、直3DOHCのGと、同ターボのT、TXを設定。全車4速ATで、ターボモデルはマニュアルモード付きだ。
インテリアは高いクオリティを確保しつつ、シックにまとめられたスペシャリティカーの名にふさわしいもの。ダッシュは流れるようなラインを描き、表面はルイ・ヴィトンのエピを思わせる処理が施され、高級感を感じさせる。最近の軽自動車ではシフトがセンターコンソールにあるのが主流だが、セルボでは積極的に運転を楽しむためオーソドックスなフロア式を採用。メルセデスを彷彿させるジグザグ式のシフトゲートが気分を盛り上げてくれる。
フロントシートはスポーティネスを感じさせるセミバケットタイプ。ヘッドレストとシートの上端および下端をブルーにすることで遊び心を演出し、スパルタンなスポーツカーとは違う粋なスペシャルティカーであることをアピールする。一方のリアシートは5対5の分割可倒式。手軽にほぼフラットなラゲッジスペースを得られ、大きな荷物も積載することができる。ムードを優先したクルマながら、必要十分以上の実用性も確保しているのだ。
ターボモデルのみだが、いよいよ軽自動車にも携帯電話のハンズフリーシステムが標準装備される時代になった。Bluetooth対応の携帯電話ならワイヤレスで接続でき、オーディオ本体のTELボタンを押すだけで通話できるようになっている。また、オプションながらiPodも接続することができ、セルボのオーディオと連携して操作、充電が可能。なお、GおよびTにはCDプレーヤーが、TXにはCD/MDプレーヤーが装着されている。