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三菱 スタリオン | モデル解説

1代で生産終了した懐かしいモデルから
伝統を守りながら進化し続けるモデルまで
ニッポンの名車特集 part.2

【絶版車】 ■モデル解説 星=スターと、ヘラクレスの愛馬=アリオンを組み合わせて命名 三菱 スタリオン

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GTOの後継モデルとなったスポーツクーペ

スタリオンは、82年5月に登場した、三菱のスペシャルティカー。ロングノーズ+ショートキャビン+ハッチバック付きショートデッキの基本デザインは、トヨタのスープラや日産のフェアレディZなど、名車と呼ばれた国産スポーツカーにも通じるもので、三菱のラインナップの中では、70年代前半にフラッグシップに位置づけられた初代GTOとも相通ずるものがある。

だが、ラインナップ上では翌83年に姿を消すことになるギャランΛ(ラムダ)エテルナΛの後継モデルに位置づけられていた。もっとも、76年に登場した初代のΛ自体が、初代GTOの後継とされていたから、まさに時代は回る、を地でいったことになる。

110馬力で登場しついには200馬力の大台に

エンジンは2L直4シングルカムのG63Bで110馬力のNA(ノンターボ)仕様と145馬力のターボ仕様をラインナップ。デビュー翌年にはターボ仕様に国産市販車初となるインタークーラーが装着され、最高出力は175馬力にパワーアップ。可変バルブ機構を採用した2000GSR-Vでは200馬力の大台に乗っている。

フロントに縦置きされたエンジンで後輪を駆動するコンサバなシャシーには4輪ストラット式のサスペンションが組み付けられていた。ボディデザインはウェッジシェイプの効いたスポーツカーライクなもので、モデルライフ後期には前後にブリスター式オーバーフェンダーを採用したGSR-VRが登場している。

バブルに乗って発展し、はじける直前に引退

88年の4月には2000GSR-VRのボディ(オーバーフェンダーのため5ナンバー枠を超え、3ナンバー登録となっていた)に2.6L直4シングルカムのG54B(インタークーラーターボ付きで175馬力)を搭載したファイナルモデルが登場。2LのG63Bを搭載したモデルは廃止され、2600GSR-VRのみの1モデル1グレードに整理統合されている。

当時の社会状況は、バブル景気の真っただ中で、クルマの税制が変更されたこともあって3ナンバーのモデルが続出。それに乗っかる格好でスタリオンも3ナンバーの仲間入り。そして90年に登場する2代目GTOを後継に指名して、89年限りでモデルは消滅することになる。

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