カルタスを継承したがベースはKei
軽自動車のトップメーカーであるスズキは、65年にフロンテ800で小型乗用車市場に参入したのを筆頭に、幾つかの小型乗用車をリリースしてきた。軽自動車をベースにしたものから、完全な新規開発車までさまざまだったが、81年に、GMとの共同開発で誕生した初代カルタスは、世界戦略の第一歩となった。
そのカルタスの末裔が、00年に登場した初代のスイフト。軽自動車のKeiをベースに開発したモデルで、ヨーロッパにはイグニスの名で投入され、ハンガリーで製造されたモデルがジャスティの名前でスバル(富士重工)にOEM供給されていたのは、よく知られるところだ。
04年に登場した2代目スイフトでは、さらに“世界戦略車”であることが徹底的に追求されている。その2代目スイフトをベースに、ホットハッチに仕立て上げたモデルが、現行のスイフトスポーツ。2本出しマフラーを採用するために、フロアパンを新たに設計し直したことは有名なエピソードだ。
さまざまなモータースポーツに参画し、支援してきた
63年に開催された第1回日本グランプリにフロンテで参戦したスズキは、以後も熱心にモータースポーツに参画、さまざまな角度から支援を展開。近年に限っても軽自動車のアルトを使ったワンメイクレースから、2輪の隼に搭載されているエンジンを使ったフォーミュラ・スズキ隼、軽自動車のエンジンを使ったフォーミュラKeiなどのワンメイクフォーミュラまで、種々さまざまなカテゴリーを主宰してきた。


