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トヨタ セリカ

1代で生産終了した懐かしいモデルから
伝統を守りながら進化し続けるモデルまで
ニッポンの名車特集 part.2

【絶版車】 ■基礎情報 “神々しい”の意味を持つスペイン語のcelicaより命名 トヨタ セリカ

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国産車初のスペシャルティカー

1970年の12月に初代モデルのTA22系が登場したセリカは、国産車として初のスペシャルティカー、とされている。そもそもスペシャルティカーというのは、スポーツカーとか乗用車、といったクルマのカテゴリーのひとつで、乗用車のシャシーをベースにスポーツカー“風”のボディを架装したもの、と定義されていて、フォードのマスタングが、その第1号とされている。

国産車の場合は、65年に登場した初代の日産 シルビアや69年にリリースされたマツダのルーチェロータリークーペなども、このカテゴリーに入る、とする論もあるが、後者は、その3年前にデビューした4ドアセダン、マツダ ルーチェをベースとしたように映るものの、ホイールベースも違えば、ロータリークーペはマツダ初の前輪駆動を採用していることからも明らかなように、全くオリジナルのシャシーを使用しており、2ドアハードトップ、あるいはスポーツクーペ、と分類されることが多い。

フルチョイスシステムで自分だけの一台を

スペシャルティカーの先駆者論議に、明確な結論が下されたわけではないが、セリカを第1号とする根拠は2つ。まずは、世界的な第1号とされているフォード マスタングを倣って企画され、同様のフルチョイスシステムを採用していたこと。何より圧倒的なベストセラーとなって国産モデルの中にスペシャルティカーという新カテゴリーを確立させたことが、セリカをその第1号とする根拠となっている。

フルチョイスシステムというのは特定のグレードを持たずにエンジンやミッションから外装、内装を、用意されたものの中から自由に選んで組み合わせることができる、というもので、エンジンはすべて直4のプッシュロッド(=OHV)で、1.6Lのツインキャブ(2T-B)とシングルキャブ(2T)、1.4Lのシングルキャブ(T)の3種が用意されていた。さらに最上級モデルとして1.6Lツインカム(2T-G)を搭載した1600GTが設定されていた。

スペシャルティカーの歴史。その中には
スープラ、カリーナEDも

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