

世界で唯一、ロータリーエンジン(RE)を実用化したマツダ(当時は東洋工業)が、量販車として初めてRE専用モデルとして投入したモデルがサバンナRX-7。一般的なレシプロエンジンに比べると、より軽量コンパクトなサイズでハイパワーを産み出すことができるという、REのメリットを最大限に活用し、コンパクトに仕上がったスポーツカーだ。ロングノーズにハッチゲートを持ったスモールキャビン、そしてショートテール、とデザインコンセプトは初代モデルから最終モデルまで共通。2代目にはオープンエアを楽しめるカブリオレも存在していた。
当初は4シーターとしてデビューしたが事実上の2+2で、これもまた最終モデルまで共通である。一部モデルでは2シーターと割り切っていたものも存在していたが。メカニズム的には、やはりREを搭載していたことが最大の特徴。初代モデルは、4座の3ドアクーペであるサバンナRX-3から踏襲した12A(573cc×2ローター、130馬力)を搭載し、2代目にバトンタッチする直前にターボを組み込んだ仕様(165馬力)もラインナップしていたが、2代目と3代目は13B(654cc×2ローター)+ターボを搭載。デビュー当初の最高出力は185馬力だったが、チューニングを重ねることでパワーアップ。最終モデルでは280馬力にまで引き上げられていた。
国内のモータースポーツシーンにおいては孤高の存在だったが、3代目モデルがスーパーGTやスーパー耐久で活躍。一方、北米ではIMSAシリーズで通算117勝を飾っている。
車名のサバンナは熱帯の乾季と雨季に分布する、疎林と潅木(かんぼく)を交えた熱帯長草草原地帯のことで、アフリカの大平原をイメージして命名されている。後にサバンナのネーミングが消え、販売チャンネルの関係もあって、3代目モデルは登場した際にアンフィニRX-7を名乗っていたが、アンフィニ店がユーノス店と統合されたことにより、最終的にはマツダRX-7となっている。



広告
このページ上に表示される記事内容、あるいはリンク先の記事内容はMSNおよびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。