プジョーのミドルセダンとして05年6月に日本上陸を果たした407 。先代のプジョー 406のデビューから約8年6カ月という長いスパンを経てのフルモデルチェンジであったが、デザインをはじめ新世代セダンへと大きく進化。プジョーならではの切れ長のヘッドランプ、大きく口を開けたフロントグリル、強い傾斜のフロントウインドウなど、他のセダンとはひと味もふた味も違うスタイルが存在感を強く主張している。
全長4685mm、全幅1840mmのボディはメルセデス・ベンツ CクラスやBMW 3シリーズよりやや大きく、全長はアウディ A4に迫る。一方でホイールベースは2725mmとドイツ3車に比べてやや短く、室内スペースの確保という点では不利かもしれないが、狭い道での取り回し性は悪くない。流れるようなスタイリングは質実剛健なドイツ車とはイメージが異なり、その優雅な雰囲気を好む人も少なくないはずだ。
日本仕様は4 気筒2.2Lエンジンを積むSV2.2、V6の3Lを積むSV3.0 、そのSV3.0 に18インチホイールなど装備類を充実させたエグゼクティブの3グレードを設定。組み合わされるATが4速というのは気になるが、気軽にエンジンを回しながらスポーツセダンの走りを楽しむなら2.2SV 、ちょっと高級感が欲しいならアイシン製6速ATが組み合わされるSV3.0ということになる。価格はSV2.2の409万円に対してSV3.0が449万円とそれほど大きな差はない。


