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ホンダの創業50周年を記念して1999年に登場した2シーターのリアルスポーツ。ホンダとしては久々となるFRレイアウトを採用し、新構造のシャシーによりオープンカーながらクーペ並の剛性を確保。当初は2.0リッターエンジンを搭載していたが、マイナーチェンジを機に扱いやすさを重視した2.2リッターへと改められている。

国産スポーツカーの中でも特にその気にさせるインテリアなのが、このS2000だ。ワイドなセンタートンネルが運転席と助手席を分断し、心地よいタイトさを演出。各種操作系はドライバー側にラウンドして配置され、ステアリングのリム内に収まるデジタル式のメーターはちょっとしたF1気分だ。ブラックとシルバーを基調とした配色は落ち着いていて硬派なスポーツムード満点だし、ホールド性の高いシートも気分を盛り上げてくれる。
S2000には標準仕様とタイプVの2グレードがあり、その違いはVGSと呼ばれる機構が付いているかどうか。これは車速と舵角に応じてステアリングのギアレシオが変化するシステムで、ハンドルを大きく切る必要がなくなるというモノ。これが付いていればハンドルをグルグル回すこともなくなり、同時にハンドルが円形である必要もなく、タイプVのインテリアならではの特徴でもあり、F1マシンのような雰囲気を演出してくれる。
プッシュボタン式のエンジンスターターは、気分を高揚させてくれるアイテムの一つ。最近では他のクルマでも採用されており目新しさはなくなったが、レーシングカーさながらのこのシステムは、やはり「走りのホンダ」を象徴するS2000には欠かせない。インパネ右側にある赤いスタートボタンを押すときは、つい「Start Your Engines」とホンダが成功を収めたCARTでのスタートシーンの掛け声を口ずさんでしまう。
こんなクルマ、S2000しかない!?
| グレード | S2000 type V |
| 価格 | \3,990,000(消費税込み) |
| 全長 | 4,135mm |
| 全幅 | 1,750mm |
| 全高(mm) | 1,285mm |
| 車両重量 | 1,270kg |
| 乗車定員 | 2名 |
| エンジンタイプ | DOHC 直列4気筒 |
| 総排気量 | 2,156cc |
| 最高出力 | 178kW(242PS)/7,800rpm |
| 最大トルク | 221N・m(22.5kg・m)/ 6,500-7,500 rpm |
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