正式発表の約1カ月前、07年9月26日には先行予約を開始し、2カ月足らずで2300台近い受注を集めた新型GT-R。07年中には815台が登録され、年明け08年1月にも604台が登録されているが、その後受注が増えていることもありまだ初期オーダーのデリバリーが終わっていないような状況だ。そんな背景もあって発売直後の中古車市場には900万円以上のプライスで登場。今もプレミアム価格のクルマが何台かマーケットに存在している。
これ以上ない、というメカニズムと装備を携えて基本モデルが777万円、ブラックエディションが792万7500円、プレミアムエディションが834万7500円という希望小売価格はかなりお買い得という声が強い。国産車としては最高価格帯ながら、性能面のライバルといえるポルシェ 911、BMW M3、シボレー コルベットZ06などに比べるとぐっとロープライスだからだ。日本車というワクを取り去れば価格競争力はバツグンということになる。
価格面もさることながら、アフターサービスでもGT-Rはかなりのアドバンテージを持っている。まず、GT-Rの発売に当たって日産は専用のサービス拠点「日産パフォーマンスセンター」を全国に設置し、専門教育を受けたテクニカルスタッフがメンテナンスに当たる。そのメンテナンス・プログラムもGT-R専用のものだが、最初の車検まで4回の特別点検を無償で実施。その間のオイル交換などを低負担で行う定額のメンテナンスパックも用意されている。
これだけの高性能ゆえに10・15モード燃費は8.2km/Lとさほど好燃費とはいえないが、排ガスのクリーン度は平成17年度排出ガス基準50%低減レベルをクリア。衝突時の安全性能でも歩行者保護に効果のあるポップアップ・エンジンフードを採用し、メーカーオプションながらサイドエアバッグやカーテンエアバッグも設定。盗難防止に関してはイモビライザーを全車に、プレミアムエディションには侵入センサー、傾斜センサーなども標準装備。ソフト面でも備えは万全だ。



