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green 和ころじー ストップ温暖化 エコライフ始めよう
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目の当たりにした地球環境の危機それを伝えていくことが、挑戦の原動力 MSNチャンネルインタビューリレー 片山右京さん

元F1ドライバーとしてさまざまなモータースポーツにかかわりながら、登山家としての顔も持つ片山右京さん。大自然の中で見た地球温暖化現象とは、そして地球環境問題へのあくなきチャレンジについて、お話を伺った。

80kmなら、ペダルをこぐ 風を感じて、地球を想う

──右京さんは、ちょっとした距離は自転車で移動してしまうそうですね。

そうなんです。ちょっとした距離、と言っても80kmくらいなら自転車で行っちゃいますよ(笑)。自宅のある神奈川県から、近県のレース場へも、2時間くらいかけて走ります。本格的に自転車に乗るようになったのは2005年の後半くらいから。仕事が忙しくてなかなかトレーニングできなかったので、移動時間を利用して鍛えようと思ったのが始まりでした。自転車は健康のためにもなるし、そもそも排気ガスを出しませんからね。自然を感じながら走るのはとてもそう快です。5月末には、佐渡島で行われる自転車レースにプライベートで参戦しようと考えています。

山が、変わっていく 自然の中で目にした温暖化の影響

──地球環境問題にも積極的に取り組まれていますが、そのきっかけは何だったのですか。

片山右京さん

環境問題に対して、昔から興味があったわけではありません。むしろ考えもしなかったほう。しかし、ヒマラヤに毎年行き、エベレストに登り、マナスルに登頂するなど、登山を本格的に始めてから考えるようになりました。同じ山でも、何回も行くと、いかに地球温暖化が進んでいるのか分かります。谷間に広がっていた氷河が大幅に後退していたり、以前来たときには雪がたくさんあった場所に数年ぶりに行くと雪が全然ない、ということも何度もありました。そうした環境の変化を目の当たりにして、これは何とかしなくてはいけない、と思うようになったのです。

肉食から草食へ変えていくこと 環境に合わせて車は変わる

──自動車の世界では、環境に優しい燃料などが開発されていますね。

F1などの自動車レースには、多くの人が“環境破壊”というイメージを持っていると思います。でも、ものすごく大きなパワーを生むエンジンであっても燃料を完全燃焼しますから、実は環境に良いのです。ディーゼル車も、トラックでなくマイカーに使うなら燃料効率が良く、環境にも優しい。極論ではなく、環境に良いものと悪いものをきちんと見分けていくことが大切だと思います。電気自動車、ハイブリッド車、バイオ燃料、それにソーラーカーなどの開発は、技術力のある日本が率先してやっていく責任があります。車を「肉食」から「草食」に変えていく取り組みが急務ですね。

“天ぷら油”への挑戦 新しい燃料を世界へ発信

──そんな中で、天ぷら油の廃油を燃料にしてダカールラリーに出場されました。

片山右京さん大阪産業大学を中心に、さまざまな企業の協力を得て参加することができました。“回収した天ぷら油”を燃料に使うなどとは、一見して荒唐無稽(むけい)な話に聞こえるかもしれません。でも、ディーゼルエンジンはガソリンエンジンよりもはるかにCO2排出量が少ないですし、さらに今回のようなバイオマス燃料を使えば、硫黄酸化物もほとんど出ないのです。そのことを証明するために、そして単なるパフォーマンスではなく、将来的なビジネスモデルの1つとして世界に発信したかったのです。学生たちには、プライドを持って世界初のチャレンジに参加してほしい、と最初に伝えました。

大切なのは、ほんの少しの行動力 次の世代に向けての挑戦は続く

──みごと完走したダカールラリーですが、今後の展望を教えてください。

片山右京さん

これは“はじめの一歩”です。今後は、このバイオ燃料を普及させることが重要。そのためには、粗悪な燃料が出回るなどビジネスで悪用されない方策を練ることが大切ですし、地方自治体も含めた幅広い協力を得なくてはいけません。ダカールラリーのときは、大阪の主婦の皆さんが天ぷら油の廃油を提供してくれた。そして今後は、多くの人に安心して使用済みの油を預けてもらえるような工夫をしていきたいと思っています。ほんの少しの行動力が、結果的に地球環境を守り、次の世代を救うことになる。私たちはバランス感覚を持って、多くの人に危機感を伝え、新しい展望を伝える使命があると思うのです。

片山右京(かたやま・うきょう)

1963年、東京都生まれ。1983年、FJ1600でデビューし、シリーズチャンピオンに。その後、全日本F3000などを経て1992年、F1に参戦。日本人最多の95戦に出場し、1994年には5位入賞を果たす。1999年にはル・マン24時間レースで総合2位、また2002年からはパリ・ダカにも出場するなど、日本のモータースポーツ界をけん引。一方、1996年からはエベレストやマナスルなどの世界の山に挑むなど、登山家としても活躍している。

衣装協力/エターナル・ライズ (問い合わせ)プルドゥ(株) TEL 03-5474-2791

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